糖度10オーバーの自家製人参ジュース

 皆さんこんばんわ(*^-^*) 愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

 なんですか!この寒さは!!つい最近まで、暖冬暖冬と言っていたのがウソのようです(>_<)まぁ今までが暖かすぎたってこともありますが、余計に寒さを感じます。ただ人参にとっては、この寒さでまた糖度も上がって収穫時期としてはちょうど良いのかと思います。  現在いけちゃん農園では収穫の真っただ中!収穫・洗浄・乾燥・出荷と毎日終わりの見えない作業が続く中、パートの皆さん含めて本当に協力していただき感謝の気持ちしかありません!そんな皆さんに今日はたまたま事務所にジューサーがあったので、作業中に折れたりした小さな廃棄人参を使ってとれたて人参でジュースを作ってみました~(^^)/  image

 使った人参はこちら。畑でとれた小さすぎるものや、洗浄中でポキッと折れたものなどなど。基本このようなものは廃棄処分にするのですが、これらも精魂込めて作った人参に変わりありません。今回のようにジュースにしたりと使い道はいくらでもあるもの。味が良ければなおのことですね!(自分で言ってるし(笑))

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 洗った人参をそのまま投入。人参の甘~い香りが一気に溢れてきます。周りで待つパートの皆さんも待ちきれない様子です。

 そして完成!第一声は皆さん揃って「甘~い!美味し~い!!」後から駆け付けた人は、ただ人参を絞っただけというのが信じられない様子。砂糖なんか入れなくても、この世には十分な甘みを感じるものが沢山あります。それを実感!!自然と笑顔があふれます(*^-^*)

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 糖度が気になったので測定。糖度10。納得の数字です!通常市販で売られている人参は糖度5~6とかとも言われています。これがBLOF理論をベースに作ったものの特徴。そしてもうひとつの特徴がこちら。

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 硝酸イオンの数値も低く抑えられています。市販のものでは5000オーバーがザラです。BLOF理論だからこそできる野菜。これをしっかり狙って作る技術を更に身につけていきたいと思います。

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 最後に残った搾りかすも勿論お持ち帰り。パートの山内さんも嬉しそうに持って帰りました( `ー´)ノまた後日どう調理に使ったか聞いてみたいと思います。

 農家だからできる幸せ。とれたて野菜をその素材で楽しむ。そこに安心・安全は必ず必要です。だから自信を持ってお勧めできるのですね。ただまだまだ周りにはレベルの高い農家の方がいっぱい!そこへのまず土台作りをこれからもしっかりと作っていきたいと思います!

 

心強~いミカタ

  皆さんこんばんわ(*^-^*) 愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

  新年始まってまだ10日ほど。同時にニンジンの出荷も始まったことで、予想以上に日々仕事に追われています(>_<) 正直かなりオーバーワーク気味・・・その日の作業をいかに効率的に進めていくか、寝ているとき以外仕事のことで頭がいっぱいであります。まぁ就農まだ1年半しか経っていない分、本来考えなくてもいいところまで細かく考えているので余計に疲れるんでしょうね。ただまぁ全てが経験!コツコツ頑張っていきたいと思います( `ー´)ノ   そんな中、今日待望のNEWマシーンが導入されました!ニンジン選別機!!!今までは収穫して洗浄・自然乾燥した後に、全て手作業で選別していました。時には約1トンのニンジンを1人で選別することも・・・"(-""-)" 今後はこれらの作業の効率が上がること間違いなし!少しだけ心に余裕が出てきた感じです。   image

 日ごろお世話になっている神野農機の国彦社長とメーカーさんと共に搬入開始。

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 ニンジン洗い機で洗ったものから選別機に流れる接続部の様子。

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  そして選別。ニンジンの太さに応じて選別し、それぞれの場所から出てくるという仕組み。最終的にはここから形の悪いものや、変色したものを再度分けていくのは手作業で行うことにはありますが、これだけでもかなりの時間短縮に繋がりますし、何といってもその作業を最悪1人でも行うことができるということ!特に午後はほぼ1人での作業が多いことを考えると・・・想像したでけで顔がにやけてきます(笑)
 
 多い時で1日1トン近く出荷することもあるので、この待望の選別機を駆使して明日からも頑張っていこうと誓う今日この頃です(^_-)-☆これでまたニンジン王子と呼ばれる日が近づいたのかな(笑)  

  

 待望のニンジン出荷!!!

 皆さんこんばんは!そして明けましておめでとうございます*\(^o^)/* いけちゃん農園は4日から始動!今年は間違いないなく勝負の1年。私の気合いも年始からMAXですよ〜。

 昨年もお伝えしてますが、いよいよニンジンの出荷が始まりました!!先ほど出荷終了しましたが、大型の出荷に慣れない中、スタッフ総出で頑張りました(^-^)

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 出荷が今日だったので、収穫は昨日のうちに行いました。力のある男性陣がニンジンを引っこ抜いて、それを女性陣が葉を落としていきます。量が多いのでどれだけ時間がかかるかも分からなかったのですが、想像以上に時間短縮でき一安心(#^^#)

  また人参のような根菜類の野菜は、その出来栄えが実際抜いてみないと分からないもの。葉の状態などから「これはいい感じかも!」と抜いてみても、形がいびつだったりすることもしばしば・・・。

  ただ今回は形がいいものが多くこちらも一安心!パートの皆さんのテンションも自然と上がり、結果更なる時間短縮に繋がりました!

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  収穫後は新兵器のニンジン洗い機をフル活用!洗うローラーの回転方向が逆だったアクシデントもありましたが、神野農機さんの早急なご対応もあり無事終了。そして自然乾燥へ。これで一晩寝かして今日の出荷に備えました。

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  今日は朝から収穫班と梱包班に分かれて作業。この日の為に作成しておいたニンジン出荷用段ボールにどんどん詰め込んでいきます。こういう細かい作業に女性の力は大きいですね(^_-)-☆

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  どんどん梱包されて無事終了!まぁ厳密には、途中かなり予想外のことも重なりましたけどね・・・(>_<)最後はいけちゃん社長も動員でなんとか最終便にねじ込みました(笑)    この為のスケジュールの段取りなどをやったこともあり、年明け早々頭も身体もフル回転!しかしまだ始まったばかりで疲れたなんか言ってられません。勝負の1年もこれからです。経験も技術もまだまだ未熟な私ですが、日々コツコツできることをしっかり日々積み重ねていきたいと思います。   今年もいけちゃん農園を宜しくお願い致します!!!

今年最後の大仕事!

 皆さんこんにちは(^^)/ 愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。
 
 いよいよ明日が大晦日!皆さんにとってこの2015年はいかがだったでしょうか?私にとっては、夏からのニンジン栽培という大仕事を任され、悪戦苦闘する中でも日々新たな発見もあり、非常に充実した1年となりました(^_-)-☆

 今年は暖冬ということもあり、予定より出荷のタイミングが遅くなりました。ただ急遽、できたニンジン(京くれない)を市内のスーパーに卸すこととなり、本来大掃除の予定のところをスタッフ総出でその作業に取り掛かることに。何とか無事に終えることができました!

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 マルナカ新居浜本店さんには、このように「はまっこ会」(新居浜のはまですよ)専用の特別ブースがあります。そこで様々な生産者たちが、季節に合わせて収穫したものを出していきます。まぁスーパー内の産直市みたいなものです。我がいけちゃん農園では、夏に収穫したミニトマト以来の出荷・・・。かなりお待たせしていた状況で、「もうウチのスペースないんじゃないの?」と不安もありましたが大丈夫でした(>_<)   image

 今回の京くれないという品種は、金時ニンジンと五寸ニンジンとの中間のようなものなので色鮮やか!機能性にも優れ、糖度も高めで臭みも少なく人気の商品です。100パック以上出荷したのですが、気になって気になって用もないのにマルナカさんに足を運んでしまいます(笑) 今年最後にこのような気持ちを味わえたのも、来年に向けて、そしてまた野菜を作ることへの意欲につながります!最後の最後に良い経験ができたと思います(*^-^*)

 2016年は目の前まできています。新年早々から、いよいよ人参の大量出荷も始まります。もう今から武者震いが止まりません!!!当然ながらうまくいくことの方が少ないと思っています。しかしどんな状況でも、今できる最高の仕事ができるよう、来年も1日1日しっかり頑張っていきたいと思います!2016年もいけちゃん農園を宜しくお願い致します。

 それでは皆さん、どうか良いお年を~(^^)/

 

ニンジンをジュースにしてみたところ・・・

 皆さんこんばんは(^^)/ 愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。
 いよいよ来年早々から、ニンジンの出荷が始まることが決定しました!それに伴い、今回の出荷のキーパーソンでもある㈱JOAAの元木さんわざわざ島根からいらっしゃいました。ニンジンの生育状況や、大きさなど品質規格の確認の打ち合わせ。そして実際にジュースにしたりして意見交換しました。

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 いけちゃん社長持参のジューサーでいざ作業開始!収穫目前のニンジンをいくつかピックアップして味見。

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 それぞれのニンジンの糖度と硝酸値を測定し紙コップに記入。ちょっと前まで硝酸値が9000以上もあったのに、色々技術も駆使してなんとか3分の1くらいまで落ちてました。中には1000を切るものも。来年の出荷までに更にその数値は下がってくるかと思います!

 肝心の味の方もなかなかの好評。面白かったのが、糖度が変わらないのに、硝酸値が下のジュースの方が甘さを感じられ美味しかったこと。やはりここが、栽培の大きなポイントとなりそうです。

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 そして規格の打ち合わせ。まずは大きさから。規定の大きさを元木さん自らが実際に量っていきます。大きいもので500g以上のものも!加工品用としてあえて大きなニンジンを作ったので、今回担当としてやった私にとっては一安心(*^-^*) 

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 そしてそこまでがOKでNGなのかを比較。このように収穫したものの中には、2股3股のニンジンや、アタマの部分が変色しているものもでてきます。予想以上に大丈夫のようでこちらも一安心。

 個人的に今回、初めて会社の商品としての野菜を担当させて頂きました。すべての作業が初めてに近いこともあり、正直不安の方が大きかったですが、こうして出荷目前のところまでこれたことは自信になりました!もちろん様々な諸先輩方のアドバイスや、作業を手伝ってくれているパートの皆さんなどの協力なくして、この現状はなかったと思います。様々なことに感謝しながら、今年もあとわずか、しっかり1日1日準備していきたいと思います!

 
 

今年最後の小祝塾は、新たな発見が盛りだくさん!

皆さんこんばんわ(^^)/ 愛媛新居浜市にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

12月というよりも、2015年も残り半分となりましたね!皆さんはどんな1年だったでしょうか?個人的には普段はもちろん、休日も他に趣味がないのか!というくらい農業に携わった1年でした^_^; その割に成長できているのかは疑問ではありますが・・・。

さて昨日は今年最後の小祝塾!場所はおとなり西条市。1年を締めくくるにふさわしい、非常に中身の濃い勉強会となりました( `ー´)ノ

 

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まず初めに伺ったのは小松農園さん。夏はハウスでメロン、露地でも様々な野菜を栽培されている農家さんです。

そこでまず目にしたのは、生育のまばらな大根たち。う~ん、なぜこんなことに・・・。いざ皆で原因探し!

 

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まずは根の状態のチェック!小祝先生のこのショットはご自身の書籍でもお馴染みです(笑)

 

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いつもお茶目な安見さんが手にしているのも大根。今回はしっかり堆肥も入れて、夏場の太陽熱養生処理もしっかり行えていたにも関わらずこのような状態に”(-“”-)”

注目したいのは隣に少し見えている玉ねぎ。こちらはしっかり太い根も張っており、勢いもかなり良さげ。隣り合わせの畝でここまでの差がなぜ・・・?ヒントは太陽熱処理終了後のある作業工程をしたかしなかったか。う~ん、勉強になります(^^)/

他にもブロッコリー畑でも様々な生育のものが見ることができ、午後の講義のいい題材となりました。

 

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次にお邪魔したのは、自社で販売している青汁用ケールの栽培でおなじみのフジワラ化学さんです。

今年のケールも順調そうです!こちらでは小松農園さんと比較すると、チッソ分の多い堆肥を使用してます。そして驚いたのが土がものすごくフカフカだったこと!ケールは1度収穫しても、その後にまた出てくる葉も収穫していきます。このフカフカの状態をいかに持続させるかがポイントのようです。ここでのヒントはハイブリッド!

 

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小雨小僧の影響か、最後のアグリ近藤さんをお伺いした時はポツポツ雨が・・・(>_<)

いつものハウスではなく、今回はちょっとだけ離れた露地の圃場へ。 風邪気味でマスク姿のご主人に代わり、奥さまが丁寧にご案内。

人参圃場では様々な品種を栽培されてました。品種によっては肥料の消費に違いがあるようで、それぞれに合った肥培管理ができるかがポイントとなりそうです。また前作は水田だったこともあり、硝酸態も限りなくゼロに近い状態での人参となるので、その品質には期待できそうです!

いつもそうですが、どの農家さんも普段学ばれていることを、しっかり実践しているのが分かります。まだまだ新米農家の自分にとっては全てが勉強!今回もありがとうございました!!! 午後の講義はまた次回にでも(●^o^●)

来たる人参収穫の日に備えて予行演習!

皆さんこんばんわ(^^)/ 愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を、無農薬で取り組んでますいけちゃん農園の森田です。

今日は場所によっては夏日になったようで、何ともよく分からない気候が続いていますね。ここ新居浜では昨晩からの大雨、そして最近週に1度は吹き荒れる強風でもう大荒れ!当然僕の心も大荒れ・・・。全くスケジュール通りに作業が進みません”(-“”-)”

ただ農業にはそれは付き物!思い通りにいくことの方がまれ。色んな困難を乗り越えるからこそ、そこでできた作物に『想い』が生まれるのでしょう!まだ就農1年半で、本当に色々なことが日々勉強です(^_-)-☆

さて、いよいよ人参の収穫目前です!今までは収穫したものを、親会社でもある池田食品にほとんど納品していました。親会社ということで、かなり納品方法はゆるかったです(笑)葉は落としますが、洗わず土もついたままそのまま冷蔵庫へ。たったこれだけ。

しかし今年は違います。そのほとんどを外向けに出荷する予定なので、その分手間もかかってきます。当然土つきという訳にはいかず、専用の人参洗い機も購入。そこから大きさによって分ける選別もしていくことになります。そして箱積めし出荷まで。とにかく初めて体験することがほとんどなのです!いざ収穫始まってからでは手際や効率も悪くなるでしょう。そこで一通りの流れを、実際に予行演習してみました~。

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雨上がりということでたっぷり泥付き。これは洗い甲斐があります!

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一気にそのまま人参洗い機へ。今回は40キロほどの人参を入れましたが、もっと入れた方がスムーズに人参同士もこすれていい模様。それでも時間は2.3分で終了。手作業で洗うとなるとその何倍もかかるでしょう。これは本当に便利だな~と実感です(^^)v

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排出口にキャリーを置けば、勝手に出てきてくれます。本当に最近の機械はよくできています。日本の技術力はさすがです!!!

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こちらは糖度と硝酸値の測定。ちょっと前では硝酸値がHi(高すぎて測定不能)でしたが、お酢を散布したりひと手間加えてかなり数値も下がってきました。これからまた寒くなり時間が経つと、更に下がってくるかと思います。

ちなみにこの時は、いけちゃん社長といつもお世話になってる神野農機の国彦さん、そして機械メーカーの方も一緒でした。そしてこの時ほぼ即決で人参の選別機も購入することに。決して安いものではないと思うのですが、この即決のスピードには正直タジタジ・・・^_^; 自分も早くこれくらい器のデカい男になりたいと思いました(笑)

ニンジン視察〜吉備路の旅〜

皆さんこんばんわ(^^)/

愛媛・新居浜にてBLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

12月!もう12月突入しました!!2015年が終わりに近づいているのもそうですが、いよいよ我がいけちゃん農園の今後を大きく左右しかねないニンジンの収穫が始まります( `ー´)ノ

今年は例年以上にニンジンの作付けを増やした・・・というよりほぼニンジンになっちゃいました(笑)この大量のニンジンを今月から収穫し出荷しなければなりません!ただこれだけの量の外部出荷は経験がありません。そこで先週末、いけちゃん社長と一緒に岡山県へ、ニンジンの大量栽培・出荷をされている吉備路オーガニックワークさんへ勉強に行ってまいりました(^^)v

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まずは親会社であるアグリ元気岡山さんの直売所へ。親交のある大林さんと待ち合わせ。こちらの林社長をご紹介頂き、昼食も取りながら、色々な林社長のユーモア溢れる面白い話もお聞かせ頂きました(^^)

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午前中はニンジンの収穫をしているということで畑へ。ニンジンだけで約5町!周りに大きな建物もなく、日当たり抜群!おまけに水も豊富!ただ収量があまり良くないとのこと。岡山は特に有機JASの規定が厳しいので、使用できる肥料が限られるのが悩みの種のようです((+_+))

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抜いてもらったのですが、きれいな形のものからいびつなものまで。ただある程度の原因は把握しているようですし、アドバイザーの大林さんの知識と経験で大きく改善されることかと思います(^^)v

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こちらは初めて見ましたニンジン収穫機。やはりこれだけの広い畑の収穫を手作業って訳にはいきません。今年のいけちゃん農園では手で抜いていきますが、来年以降はぜひともこの収穫機が欲しいものです!来年はお願いしますよ社長!

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午後は選別作業の見学。1日で約2トンものニンジンを洗って選別していくとのこと。大きさごとに選別されたニンジンがどんどん箱に入っていきます。「これは楽だ~」って思いましたが、ひたすら流れてくるニンジンを必死でさばいている様子は・・・。とても話しかける状況ではありませんでした^_^; 大変な時にお邪魔してすいませんでした!

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選別されたら冷蔵庫へ。冷たい風が直に当たらないような工夫が施され、品質が落ちないようにするポイントも重要であると再確認。袋詰めする様子は拝見できませんでしたが、収穫から出荷までの流れを知ることができて本当に勉強になりました!

さぁ、いよいよもうすぐ収穫が始まります!思うようにいかないこともあるかと思いますが全てが良い経験。結果を出す為の準備もしっかり行いながら、戦闘態勢を作っていきたいと思います!!!やってるで~( `ー´)ノ

小祝塾後編 さすがは理論は農家のお二人です!

皆さんこんばんわ(^^)/

愛媛県新居浜市にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を、無農薬で取り組んでます、いけちゃん農園の森田です!今回は先週行われた勉強会の後編です。

午後は午前中に行われた現地指導を踏まえて、担当農家さんのお話や、小祝先生の講義、その他質疑応答など盛りだくさんの内容でした。特にここ今治の越智さん・丹下さんは、しっかりとした資料を作成して下さり、まだまだ初心者の自分には、本当にいい勉強をさせてもらっています(^^)v

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まず越智さんが栽培中の春菊の老化苗についてのお話。春菊の苗を育て、それを畑に定植するのが約2週間遅れたという越智さん。それにより生育に重要な根の量が少なくなり、実際簡単にこの日も抜くことができました。根の量が少ないと、せっかく土の中に仕込んだ栄養素が吸えませんよね。『苗半作』とも言うように、やはり苗の良し悪しが大きく関わってきます。もし老化苗になった場合は思い切って断根するのも方法とのこと。その際断根する前に、アミノ酸やお酢を混ぜた液に株元を浸しておくと効果的だそうです。

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こちらは小祝先生が見せて頂いたもの。よく見ると真っ白できれいな根が、空中を伝って土に伸びていることが分かります。地面の養分を吸って根を伸ばしているのではないのですね!

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この後は、とっても分かりやすい解説でもお馴染みの丹下さんのお話。人参とミカンの豪華2本立てで~す。

まずは人参。今回の畑は、去年は堆肥を15aの畑に40トン投入して、ひたすら土作りを行った場所。はい、大谷方式です(笑)うちの畑では10aに3〜4トンなので、その量の多さはすさまじいものです((+_+))

ただ4トントラックで10台分。それが畑を走るとなると、その重さにより弊害がでるのも無理ありません。しっかりタイヤの跡に沿って、人参の生育が悪くなってしまったようです・・・。その重さで土の団粒が崩れたことが原因。そして根が張らずミネラルが吸えない。結果中にはチッソ過多による「うどんこ病」の症状も!団粒を作る為の堆肥も、その投入方法はこれだけの量を入れる時は注意が必要なんですね~。

そしてミカン。今回は「浮き皮」について。よくスーパーで売られているミカンで、皮が実に対して余り気味のものありますよね?まぁむき易くていいって方もおられると思いますが。でもこれ、あまり良くはないみたいです。その原因が1月に撒いたCN比15のある堆肥。昨年夏場の日照不足から、今回はしっかり土の中に炭水化物を仕込もうと入れたものですが、それが結果的に良くなかったようです。果樹は年に1度きり。野菜とは違う難しさがあります!

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質疑応答では松山の安見さん。ご自身の大根の先端の生育が良くないとのこと。これは10月全く雨が降らなかったのですが、これによる水不足が大きく関わっているようです。先端の硝酸値も高く、この先端部に溜まっているみたいでした。これをアミノ酸に切り替えるような技術が大切だと小祝先生からもご指摘がありました。謎が解明できて良かったですね!!

この他にも、最近ニュースにもなった有機肥料偽造のお話や、一柳副会長の東南アジアでの現地講習のお話など盛りだくさんで勉強会は終了。ここのところ徳島へ行ったりしてましたが、久々の近場での勉強会は帰る時間も気にせずじっくりお話できた印象でした(^^) 今年の勉強会も残りあと1回!しっかり学んでそれを活かし、良い締めくくりができるように頑張りたいと思います!!!

今月の小祝塾 小雨男の力発揮できず...

皆さんこんばんわ(^^)/

愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

早いもので11月も半分が過ぎましたね~。先月は全くといって雨が降らなかった四国地方ですが、今月はうって変わって雨が多くなっています。そんな中、昨日は月イチ恒例の小祝塾。今月の舞台はゆるキャラ『バリィさん』でも有名な今治市での開催となりました。当日はかなり雨が降るとの予報でしたが、今回のホスト農家である越智さんから、「自分は小雨男なので、大雨の予報でも小雨にすることができる!」とまぁ若干意味不明なコメントをメールで送ってこられたので、午前中の圃場見学もまぁなんとかなるか!と淡い期待をしていたのですが・・・結果どしゃ降りでしたね(笑)まぁ冷静に考えたらそりゃそうですよね^_^;

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こちらが自称「小雨男」の越智さん。ただ越智さんの圃場はハウスなので、雨は気にせず現地指導スタートです!

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前作では地元の名産でもある「甘とう美人」という唐辛子の栽培をしていましたが、その収穫も終わり春菊の栽培をしていました。足を踏み入れた時に、かなり土の様子が良くなっているなぁと感じました。

ただ実際試しに抜いてみたのですが、かなり簡単にスポっと抜けました。根の張りに多少問題があったようでした。この原因はセルトレイでの育苗から畑に移し替える時期がかなり遅れたことが挙げられます。通常1週間~10日で移動するところ、色々バタバタで1カ月近く経ってから移した様子。これではなかなか根は張れず、結果必要な栄養素も吸収できず、初期生育に悪影響が出たのではないかと。我がいけちゃん農園での作業もこの初期生育には気をつけて作業するよう心掛けています。それだけスタートダッシュは肝心だということですね(^_-)-☆

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あと小雨男でもあり、微生物マニアでもある越智さん。今回はBC菌を用いたぼかし肥料を作成中でした。こちらのBCぼかし、かなり手軽でしかも1週間ちょっとでできるとのこと。主に米ぬかやもみ殻を使用してます。個人的にはこのような自家製での肥料作成や菌の培養などは経験がないので、かなり興味深い内容となりました(^^) 越智さんありがとうございました!

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次は野菜も果樹もレベルの高いものをいつも作られています丹下さんの圃場へ。雨も益々勢いを増し、傘を差しながらの見学となりました。ますは人参畑へ。ちょうど収穫も始まったところみたいでこちらでもいくつか試し堀り。色鮮やかで、下まで太った見事な寸胴型の人参でございます!

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ちなみにこちらの畑、ある理由が元で生育にかなりのバラつきがありました。それらの内容は後編のブログで報告させて頂きます。

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そしてミカン畑へ。今年は果樹独特の隔年結果(収量が良い年の翌年は悪くなる。この繰り返し)の影響で、収量はあまり期待できないとのことでした。そして気にされていたのが浮皮。果樹に関しては無知な自分は、この浮皮はあえて剥きやすいように作っているのかと思っていました(>_<) 実際に市販されているミカンもこのようなもの結構多いですし。でもこれもあまりよろしくないようです。それらの原因も掴んでおられる様子。この問題を検証し原因を追究する姿勢は本当勉強になりますね!

と雨の中での現地指導でしたが、今回も実りの多い時間を費やすことができました!午後の机上学習の様子は、また次回のブログでお伝えさせていただきます(^^)v