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小祝塾からの追肥作業
皆さんこんばんは*\(^o^)/*
愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでます、いけちゃん農園の森田です。
今回のブログの内容は、先週行われた小祝塾の講義で学んだものをベースに行った、ニンジンの追肥作業についてのものです。
ことの始まりは、今回のニンジンを作るにあたり、必要なカラダを大きくする窒素量が足らなかったこと。このままでは実も太らず、収穫量そのものに影響が!これではマズいってことで、その対策としての追肥のやり方を伝授して頂きました(^-^)
こちらはこのままいくと、このような逆三角のニンジンとなりうることを図で表したものです。
畑で抜いてみたニンジンは、このように上の根が長く、下はちょろちょろ。よって発達している部分が効率良く栄養も吸っていくので、逆三角の形となり結果として収量が稼げないことになります。
理想は下も太った寸胴型。それには下の根にも栄養を届けてあげる必要があります。よって追肥は液状化したものがベスト!
ということで、次の日に行った作業はまず粉状の窒素肥料を水に溶かすところから始めました。
いけちゃん農園では、基本追肥はせずに、元から入れた肥料で勝負するスタンスです。よってこのような追肥の段取りそのものが初の試み!常に『大丈夫かな?』と思いながらの作業でした(^^;;
そしていよいよ施肥。この日は朝から雨が降っていたことで、本来追肥のタイミングとしては最悪です。雨で土が湿ってしまうと、せっかく追肥をしても下に染み込まない為です。
ただ、またそんなに下まで染み込んでないとの見解から、土が乾いている層が出るまで溝を切っていきした。そこに液状化させた肥料を散布。なんとか下の根まで届いてくれ!と願いつつ作業していきました。
今回は固形肥料を溶かす形での追肥でしたが、一昨日、待望の発注した液肥も届きました!あとは天候も見ながら、この冬に笑顔で収穫できる為、追肥作業を全力で取り組んでいきたいと思います(^_^)v
今月は新居浜での小祝塾でございます(^-^)
皆さんこんばんは*\(^o^)/*
愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。
先日は月1恒例の小祝塾!今回は我がいけちゃん農園のある新居浜にて執り行われました(^-^)
皆さんがここに車停めて、こう来てここに案内などとイメージしながら、足場の悪いところを草刈りしたりして準備して待機。
『まだかな〜』と様子を伺っていたら背後になにやら人の気配が…。まさかのルートで後ろの畑に皆さんすでに集合してました(笑)はい、全く準備意味ありませんでした(^^;;
ニンジン畑を囲んでいざスタート!で、ここで初めての大役。ニンジン担当者として皆さんにお話することに〜。基本人前に立つのは嫌いじゃないですが、流石に百戦錬磨の皆さんにお話するのは緊張しました(>_<)
土壌団粒はなかなかうまくいった様子。芽出しも上々!ただここで落とし穴…肝心な窒素量が足りないことが判明。これではニンジンが大きくならず、目標の収量が確保できないとのこと。
試しに1本ニンジンを抜いてみると、根の上の方が発達し、下の方は未熟。よって土の栄養素も上部でより吸収するので、バブル期のような肩パットバリバリのニンジンになる可能性大!!!やってしまった〜( ;´Д`)
その改善方法やメカニズムもしっかり伝授して頂き、さっそく次の日から取り掛かりました。
次の見学場所に向かう前に、皆さんで新事務所へご案内。新しい完成間近の巨大冷蔵庫や、こちらのニンジン洗浄機に皆さん興味津々。今年のいけちゃんの気合いをしっかり感じてもらえたかと思います(^_^)v
次はウチの会社は勿論、個人的にもお世話になってます神野農機さんのお米を見学させて頂きました。収穫前ということもあり、見事なお米が出来上がっていました!
試しに少し根を取ってみると、キレイな白色。普通の化成栽培では根が赤くなります。こちらは無農薬なので赤でなく白。神野さんも笑顔が自然と出ていますね〜( ´ ▽ ` )ノ
とまぁここまでが前半の圃場見学の様子でした。後半の机上学習編はまた次回にでもご案内させて頂きます(^-^)
とにかく、今回は担当させて頂いたことで、いつも以上に実のある勉強会でした!
色んな畝が出来上がりました
皆さんこんばんは*\(^o^)/*
愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいますいけちゃん農園の森田です。
今日は本当に久々の太陽を拝むことができました!8月下旬からこちら新居浜でも天気は下降線。涼しくて作業はやりやすかったのですが、肝心の太陽熱処理で最も重要な温度が確保できずに、思うような結果がでなかった部分もありました(>_<)
こちらは、まだ暑くて天気がいい時期に取り掛かった圃場です。マルチ内の積算温度もしっかり確保できた様子。団粒も良好で雑草も処理できています(^-^)
こちらは後半に取り掛かった畑。畝自体が凸凹していたので、雨が降るとこのように水たまりができています。この部分は水が溜まった状態が、毎日のように降った雨の影響で続くことに。結果光は通すが温度が上がらず、マルチ内で雑草がしっかり生えていました(^^;; 今後ニンジンの種をまく時は、再度これらの草を抜いていかねばです。
こちらは完全に水分が多すぎました( ;´Д`) というのもこの畝の近くに地域の共同水路があり、周りの農家さんもこの時期は水田に水を張ります。で、少し古い水路だと水が溢れてくることもしばしば。そう、この畝はその影響をモロに受けた場所でした。まぁ周りにも小規模ながら地元の農家さんも当然いらっしゃるので、こういうことは仕方のないこと。
逆にこの部分の今後の生育を、色々比較しながら見ることができるので良かったかもですね(笑)
人参播種も始まり、サツマイモの収穫も始まります。今年は残暑が厳しくないので、例年よりピッチをあげていかねばならないかもです。とにかくもう雨は結構!太陽の光が降り注ぐ中作業させて下さ〜い( ´ ▽ ` )ノ
永田所長のソバージュ栽培健康診断
皆さんこんばんは*\(^o^)/* 愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬にて取り組んでます、いけちゃん農園の森田です。
今って梅雨ですか?ってくらい愛媛は毎日のように雨模様…。日々泥だらけになりながらの作業が続き、山積みになる洗濯物。奥さんの顔色をうかがう毎日です(^^;;
そんな中、昨日わざわざ熊本からソバージュ栽培の伝道師、パイオニアエコサイエンスの永田所長に来て頂きいけちゃんのソバージュ栽培の様子を見てもらいました(^-^)遠路はるばるありがとうございます!
心なしか険しい表情の永田さん。コテコテの関西弁はご健在(笑)直接作業に携わった、パートリーダーの高橋さんからの質問攻めの嵐もひとつひとつ丁寧に対応して頂きました!
え〜…結論から言いますと今回のソバージュ栽培は初期段階でのミスもあり、思うような結果は残せませんでした(>_<)
これにはこれからの季節で、もう一度大きく収穫を目論んでいたいけちゃん社長もガックリ。裂けた実を寂しそうに取り除いている姿が印象的でした(^^;;
今回の最大の失敗はやはり誘引作業、そして芽かきが不十分だったことにより、株元の通気性が悪くなった点です。また天候も雨続きだったことで、湿気も多くなりこちらのように葉も黒くなって元気もなく照りもありません。お酢を散布したり、苦土をを追肥する対応を指導して頂きました。
後は今回様々な品種のトマトを試したのですが、それぞれの特性を理解しなければなりません。追肥が必要なもの、そうでないもの。割れの多いもの、そうでないものなどなど。それらをどう組み合わせて結果に繋げていくのか。来年に向けての対策には大変勉強になる1日でした!来年こそリベンジ!!
堆肥の品定め
皆さんこんばんは*\(^o^)/*
愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬にて取り組んでますいけちゃん農園ブログ担当森田です。
台風来てますね…(>_<) 大雨もですが、今回はかなり風が強いみたいで心配の農家さんも多いのではないでしょうか?うちもせっかく終わった太陽熱処理のビニールマルチが剥がれたりしないか心配で心配で。無事何事もないことを祈るばかりです!
今回は前回の続きで徳島海陽町で行われた小祝塾の後編です。色々議題があがった中、今回は堆肥の品定めについてのレポート内容です。
せっかく気合い入れて太陽熱処理をしたにも関わらず、肝心の堆肥を入れなかったことで効果が得られなかった香川の山本さん。その山本さん3つの堆肥サンプルを今回持参して頂いてました。この中の一つでも入れていたら…(笑)
そこでまずは小祝先生始め、大谷さん・丹下さん・山崎さんの知識も経験も豊富な皆さんで品定めタイム。
あひとつひとつ手にとって品定め〜(^-^)
小祝先生は流石のスピードで余裕の笑み(笑)横から上田さんも興味津々です。
最後に参加者全員で品定め。経験の少ない私はなんとなくでしか判断できませんでした。
そして小祝先生からの回答。これは指に水をつけてすり潰していけば分かるそうです。いい堆肥はぬるぬるネバネバしてきます。これは堆肥内のセルロースが糖に変わり起こる現象。これが少ないとまだ繊維が分解せず固いままでセルロースが糖になってきていないとのこと。なるほど匂いもほんわか甘い香りがしています。今回いけちゃんで使った堆肥もやれば良かった!
そして話はまだ分解できてない堆肥をどうやって有効な堆肥にするかのお話。堆肥から変な匂いがしないことが大前提ですが、CN比が高いこの堆肥。これらを分解するのに奪われるのがN=窒素。よって通常より少し多めの窒素を仕込んでおく必要がでてきます。更に太陽熱処理の最中は密封状態なので中は空気がほとんどありません。よってそんな中でも活躍するクロストリジウムという菌も仕込ませる。これでより有効な堆肥に仕上げている。
こういった様々な技術も、持ち合わせてるかそうでないかで作物の出来が大きく変わってきます。いつものメンバーは勿論、現地の皆さんもかなり勉強になったのではないでしょうか!こういった外でのイベントもまたどんどんやっていきたいですよね(^_^)vただ最後にひとつだけ。やっぱでもちょっと遠かったッス(笑)