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今月の小祝塾 後編 in 今治
皆さんこんばんわ( ^o^)ノ
愛媛新居浜にてBLOF理論(小祝農法)をベースに、高品質・多収穫の実現を目指すいけちゃん農園の森田です。
すっかり寒くなり、こちら新居浜では夕方5:30には真っ暗・・・。その分早く帰れるようになったのですが、なんせやること満載な我が農園。最近は携帯のライトを光らせて、人参の草抜きをやったりしてます(^_^;)
さて今回は前回ブログの続きのご案内。今治市で行われた小祝塾の後編です~。今治メンバーの丹下さん・越智さんは必ずご自身で資料を作りプレゼンして頂いてます。さてさて今回の内容は・・・
丹下さんは主に人参とみかんの発表でした。こちらは今年の月別降水量と日照時間を平年と比較している様子です。これを参考に、今年のみかん栽培で「秋芽」がなぜ出たのかを検証。
丹下さんが現在取り組んでいるのは、みかん樹体内のCN比を高めて栄養成長に戻らないようにすること。その為に土壌のCN比も高くしようとしています。
それら取り組みから様々な検証が小祝先生を中心に議論されていきます。C(炭素)の量の変化における葉っぱの伸び方から葉の枚数・茎や節間はどうなるかなど詳細は割愛させて頂きますが、あらゆる方向から吟味されていきました。
こちらは越智さんのプレゼン。画像は「甘とう美人」という唐辛子の根の様子。その画像を見て先生がポツリと
「これネコブ病の可能性があるんじゃない?」
顔面蒼白の越智さんをよそに、その原因追及が行われていきました。毎年、太陽熱養生処理をしないといけないと言われても、なかなか行動に移さないことが仇となっているみたいです(ToT)
他にも廃菌床を用いた堆肥作りの注意点や、太陽熱養生処理をより効果的に行う為に酵母菌を・・・などなど今回の多くを学ぶことができました!
毎回恒例の持ち込み野菜の栄養分析結果。糖度もさることながら、多くの野菜の硝酸値が低い結果となりました。今年のような悪天候続きの中でも、色んな技術を駆使して野菜を作ることが染み付いてきているメンバーさんに感服しました。自分はまだまだこれからです!
一番右が今までザンビアで取れていたトウモロコシ。小祝先生の指導のもと、我々の知る普通サイズのトウモロコシが取れるようになり、現地の方も狂喜乱舞しているようです(笑)
最後のに小祝先生の近況を。今回はザンビアでの現地指導報告でしたが、流石の小祝グループ。しっかり結果を残しての報告内容でした。個人的なビジョンとしてはこのような取り組みにものすごく興味があるので、行く行くは共に海外でも活躍できるような人材になりたいと思っています。
久々の投稿はやはり小祝塾 in 今治!!!
皆さんこんにちは、そしてお久しぶりでございます( ^o^)ノ
愛媛新居浜にて、BLOF理論(小祝農法)をベースに高品質・多収穫の実現を目指しています、いけちゃん農園の森田です。
本当に久々のブログ更新ですが、この間ウチの主力商品でもある人参の準備をひたすら行っていました!今年は8月全く雨が降らなかったり、9月は逆に雨ばかりと異常な天候が続くことでトラブル続き(ToT)結果として予定していた作付け圃場の8割しか作業できませんでしたが、様々な方からのアドバイスもあり、なんとか今こんな状態までもっていけました。
そんな中、昨日の小祝塾は今治の越智さん・丹下さんの圃場見学。お二人とも人参を作られていたので非常に興味深い情報を得ることができました!
まずは越智さん圃場を伺う前に、地元の方々で作成された「わら猪」を見学することに。想像以上の出来映えに思わず写真をパチパチ。こちらは1月まで展示されるようです。
今回の越智さんの圃場である旧玉川町は標高も高く、山に囲まれていることもあり気温も低く、日当たりも制限されている場所。私にはない悩みも数多くあるようです。
こちらの越智さん、実は今回の人参しかも有機での栽培は初!従来慣行農業での甘とう美人(ししとう)がメインの農家さん。さて現状はいかに!
こちらは9月初旬に播種したもの。4条植えで約10,000粒。鶏糞での追肥など、ここまでの作業工程に色々もの申したい小祝先生ではありますが、状態はなかなか良い感じです。とにかく今まで頭の中でしか有機栽培をしてこなかった越智さんが、とうとう重い腰を上げて実際に行動に起こしたことが衝撃でした(笑)
そしてこちらは熟練農家の丹下さん。みかんや人参をはじめ、作るもの全てにおいて非常にレベルの高い野菜を作り上げる農家さんであり、僕もことあるごとにアドバイスを頂いています。今回の圃場は約1.2反。播種時期を4回に分けており、品種も播種が遅いものはトウ立ちしにくいものを選んだりと色々策を立てていました。
こちらは越智さん同様9月初旬に播種した人参。この時期雨が多いことを事前にキャッチ。種の流亡を防ぐ為に籾殻を表層に撒いてありました。他にも地温を高める為「くん炭」も準備しようとしていた様子。なるほどの連続で、非常にこれからの農業人生にも勉強になりました(^o^)
ちなみにこちらが9月播種の越智さんと丹下さんの人参。右が丹下さんで他は越智さんのもの。越智さんの人参は環境が不利(主に日照時間)もありますが、鶏糞の分解も進んでないところもあり左は又割れ。雨が多かったこと、あと土の団粒にも差があるようで水の抜け方が違うようです。聞けば太陽熱処理の期間も大幅に違い、非常に面白い結果がみることができました。
こちらはみかん。今年の課題は秋芽が出たこと。写真で見ると、少し色の薄い葉がこの秋芽。丹下さんは原因追及の為に、9月以降の日照時間・降水量などこまめに例年と比較。様々な仮説を立てていました。その仮説の検証を午後の講義中に小祝先生と行いました。その様子はまた近日報告致します( ^o^)ノ
ミニトマトのソバージュ栽培セミナー!
皆さんこんにちわ!愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬にて挑戦しています、いけちゃん農園の森田です。
久々の投稿となりました・・・(-_-;)何度も言いますが、さぼっていた訳でもネタがなかった訳でもありません。むしろネタがありすぎて(忙しすぎて)なかなか投稿することができませんでした。今日は雨!ってことで昨日行われましたミニトマトのソバージュ栽培セミナーの様子をお伝えしたいと思います。
A.M9:00。まず午前は松山市の田中ご夫妻の圃場へ。お揃いのチェック柄のお二人。仲がよろしいことで何よりです(^o^)そして今回のナビゲーターはソバージュ栽培の伝道師、パイオニアエコサイエンスの永田さんです。
田中さんはいつもの勉強会のメンバーですが、実際に圃場にお伺いするのは初めてです。昨年もソバージュ栽培をされていたこともあり、今回初めてのうちにとって(まぁ去年もやっているんですがね・・・)色々勉強することができました。
品種はロッソナポリタン。株間1M間隔で120本。その全てがきれいに揃っていて見事なものでした!また驚いたのはネットの取り付け方。分かりづらいかもですが、ネットの網の目ひとつひとつを支柱に縛ってありました(驚)聞くと相当時間掛かった様子。効率重視で、うちみたいに手間のかかる春人参は絶対やらない田中さんなので意外でした。
永田さんからはポイントポイントで、手間の掛からない手段などを伝授。最近ようやく『わき芽』の存在を知った果菜類初心者の自分には、全てが勉強となりなりました。
午後は我がホームタウンにい新居浜に移動。実際にウチの圃場を見て頂いてしっかりアドバイスを頂きました!自分が皆さんを案内する立場だったので、写真を撮ることができませんでしたが、実際にネットの張り方も教わり、今日早速張ることができましたよ~( ^o^)ノ
この日はあいにくの雨模様ということで、質疑応答タイムは我が農園の事務所にて。こちらは実際にトマトを搾る機械『ファビオ』の使い方。永田さんは伝道師でもある傍ら、優秀な営業マンでもあるのです。ウチにも一番大きいサイズのファビオがありますし・・・。トマトペーストにしてお弁当にも活躍しいてる模様です(^o^)
この後トマト以外でアスパラガスの1年栽培のお話や、今回の見学会での質疑応答もしっかり時間をとって頂き、参加者の皆さんも有意義な時間が過ごせたのではないかと思います。僕個人としても、いつもの勉強会以外の参加者の方々と交流ができ、これから続く農業人生の大きな「糧」となる一日でした!
余談ですがこのセミナー修了後、いけちゃん社長と永田さんと3名で親睦会へ。地元でも人気のイタリアンにおっさん3名で、しかもオーダーしたのはまさかの『女子会パーティーメニュー』(笑)美味しい料理と共に色んな濃い~話で盛り上がりました( ^o^)ノ
人参農家のいけちゃん農園としては、これから春人参の収穫・出荷、秋人参の準備と大忙しではありますが、少しでも日々このソバージュ栽培に時間を費やせるように、時間も管理していきながら頑張っていこうと思います!!!
ソバージュ栽培再び!
皆さんこんばんわ( ^o^)ノ 愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。
4月も早いものでもう半分が過ぎ、相変わらず我がいけちゃん農園はバタバタです(笑)先月までは人参の栽培や出荷に追われていましたが、まだ人参のことに集中できたので良かったのですが・・・
これからは毎年恒例のサツマイモの準備、そして去年から栽培を始めて、結果大失敗に終わったミニトマトのソバージュ栽培の季節がやってまいりました!
まずは苗の定植から。昨年は色んな品種に取り組みましたが、今年はこのシシリアンルージュのみ!いつもお世話になっている、三浦種苗さんから元気一杯の苗が届きましたよ( ´ ▽ ` )ノ
いつも笑顔で現場の盛り上げ役の野口さん。株間150センチをしっかり測りながらの定植作業です。そして先週土曜日に無事完了!しかし…
週末に最大風速40メートルを超える驚異的な強風のせいで、せっかくの苗が根元からポッキリ( ;´Д`)テープで補修したり、このように運良く余った元気な苗と交換。手間ではありますが、『苗半作』とも言います。できることはしっかりやらねばです。
そして白黒マルチで畝を覆います。去年はこのマルチをしなかったことで、草は生え放題・・・。根元の通気性がすこぶる悪く、また雨の跳ね返りはあるわで生育に悪影響が出てしまったことを教訓に!
ただご覧のように、畝の中央からマルチを張っています。中央部分はテープで補修。ただ風で簡単に飛んでしまわないか凄く不安です・・・。土を被せてみるのもいいのか?とりあえず、色々また試しながらの作業になりそうです。
また畝間も防草シートで覆いました!これからの季節は特に雑草との闘い!!でもあまり顔を合わせたくないので今年は覆います(笑)
アーチを立てるまではこのように苗を固定。もう交換できる苗はありませんので、より確実性のある作業を手間を惜しまず取り組むことが大事ですよね。今回改めて身に染みました(-_-;)
今後アーチを立てる作業になりますが、昨年はそれから収穫までほとんど手間をかけられずにそのまま終わりました。人参同様、こちらも個人的に初の栽培となりますが、情報を色々と共有していきながら頑張りたいと思います!
ただ本来の予定では、今月、来月と時期をずらして定植もする予定でしたが、来月分の苗も届いてしまいました・・・。収穫のことを考えると楽しみな反面、今からかなり憂鬱です(^_^;)
今年最後の?小祝塾 後編プラス番外編!
皆さんこんにちは*\(^o^)/*
愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。
今回は前回に引き続き、先日行われた勉強会の午後の様子をざっくりとお伝えさせていただきます!
午後の机上学習は、基本午前中に行われた現地指導の詳細を掘り下げながら行われます。まずは『あいさい農園』さんからスタート( ´ ▽ ` )ノ
こちらは毎回キーワードとなるのが鶏糞です。経営的なところから、少し安めの鶏糞を大量に使用している安見さん。ただ今回はさすがに小祝先生も、この鶏糞から安見さんが抜けられないのが分かったようで(笑)それを踏まえた上での指導となりました(^^;;
鶏糞は基本アルカリ体質なので、これを大量に使用すると土壌もアルカリ化してきます。ミネラルなどの肥料は、金属なので、土壌を酸性に傾けないと溶けてくれません。ただ鶏糞に含まれている窒素やアンモニアは水によく溶けるので、どうしても窒素優先の生育となり結果病気の原因にもなります。
なので堆肥から酸を作り出すものを仕込んでおかねばなりません。酸が出来ていれば、アルカリの層に当たったとしても中和することができます。酸の物質が多ければ、苦土や石灰などを溶かしてくれます。CN比の高い堆肥を見つけ、さらに酸性にできるような菌を発酵させる。そして鶏糞と一緒に太陽熱…とまぁ具体的なご指導がありました(^-^)
あとは太陽熱養生処理のメカニズム。なぜ土壌病害が改善されるのか。この話は長くなるので割愛しますが、目からウロコの話でございました!
そして質疑応答タイム。様々な質問が飛び交う中、我がいけちゃん農園の今年の人参戦略をいけちゃん自ら説明。それに対してのアドバイスをしっかりいただきました!
やはりいきなりの10トン獲りを狙うには、それに伴う土壌の中に炭水化物をどれだけ仕込めるかがポイント。その炭水化物の貯金はいきなりは作れないようで、毎年少しづつ貯金ではなく『貯炭』していくことになりそうです。とにかく僕自身も目標が明確になり、去年を上回る結果を出していけるのではと自信がつきました(^_^)v
最後にこちはら番外編!我らが一柳副会長。なんとJICAのボランティアで何回か今までは短期で東南アジアに行ってはいましたが、今回はなんと2年間の長期で行かれることに!場所は南米パラグアイ!!ご自身のこんにゃく店は奥様に任せて出発されるようです(;゜0゜)奥様もよく同意されましたよね…(笑)とにかく日本とは全く違う環境での活動、身体には気をつけてしっかり現地のお役に立てるよう頑張って頂きたいと思います(`_´)ゞ
Vaya para ello!!いってらっしゃ〜い( ´ ▽ ` )ノ