皆さんこんにちは*\(^o^)/*
愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。
今回は前回に引き続き、先日行われた勉強会の午後の様子をざっくりとお伝えさせていただきます!
午後の机上学習は、基本午前中に行われた現地指導の詳細を掘り下げながら行われます。まずは『あいさい農園』さんからスタート( ´ ▽ ` )ノ
こちらは毎回キーワードとなるのが鶏糞です。経営的なところから、少し安めの鶏糞を大量に使用している安見さん。ただ今回はさすがに小祝先生も、この鶏糞から安見さんが抜けられないのが分かったようで(笑)それを踏まえた上での指導となりました(^^;;
鶏糞は基本アルカリ体質なので、これを大量に使用すると土壌もアルカリ化してきます。ミネラルなどの肥料は、金属なので、土壌を酸性に傾けないと溶けてくれません。ただ鶏糞に含まれている窒素やアンモニアは水によく溶けるので、どうしても窒素優先の生育となり結果病気の原因にもなります。
なので堆肥から酸を作り出すものを仕込んでおかねばなりません。酸が出来ていれば、アルカリの層に当たったとしても中和することができます。酸の物質が多ければ、苦土や石灰などを溶かしてくれます。CN比の高い堆肥を見つけ、さらに酸性にできるような菌を発酵させる。そして鶏糞と一緒に太陽熱…とまぁ具体的なご指導がありました(^-^)
あとは太陽熱養生処理のメカニズム。なぜ土壌病害が改善されるのか。この話は長くなるので割愛しますが、目からウロコの話でございました!
そして質疑応答タイム。様々な質問が飛び交う中、我がいけちゃん農園の今年の人参戦略をいけちゃん自ら説明。それに対してのアドバイスをしっかりいただきました!
やはりいきなりの10トン獲りを狙うには、それに伴う土壌の中に炭水化物をどれだけ仕込めるかがポイント。その炭水化物の貯金はいきなりは作れないようで、毎年少しづつ貯金ではなく『貯炭』していくことになりそうです。とにかく僕自身も目標が明確になり、去年を上回る結果を出していけるのではと自信がつきました(^_^)v
最後にこちはら番外編!我らが一柳副会長。なんとJICAのボランティアで何回か今までは短期で東南アジアに行ってはいましたが、今回はなんと2年間の長期で行かれることに!場所は南米パラグアイ!!ご自身のこんにゃく店は奥様に任せて出発されるようです(;゜0゜)奥様もよく同意されましたよね…(笑)とにかく日本とは全く違う環境での活動、身体には気をつけてしっかり現地のお役に立てるよう頑張って頂きたいと思います(`_´)ゞ
Vaya para ello!!いってらっしゃ〜い( ´ ▽ ` )ノ