皆さんこんばんわ(^^)/
愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。
早いもので11月も半分が過ぎましたね~。先月は全くといって雨が降らなかった四国地方ですが、今月はうって変わって雨が多くなっています。そんな中、昨日は月イチ恒例の小祝塾。今月の舞台はゆるキャラ『バリィさん』でも有名な今治市での開催となりました。当日はかなり雨が降るとの予報でしたが、今回のホスト農家である越智さんから、「自分は小雨男なので、大雨の予報でも小雨にすることができる!」とまぁ若干意味不明なコメントをメールで送ってこられたので、午前中の圃場見学もまぁなんとかなるか!と淡い期待をしていたのですが・・・結果どしゃ降りでしたね(笑)まぁ冷静に考えたらそりゃそうですよね^_^;
こちらが自称「小雨男」の越智さん。ただ越智さんの圃場はハウスなので、雨は気にせず現地指導スタートです!
前作では地元の名産でもある「甘とう美人」という唐辛子の栽培をしていましたが、その収穫も終わり春菊の栽培をしていました。足を踏み入れた時に、かなり土の様子が良くなっているなぁと感じました。
ただ実際試しに抜いてみたのですが、かなり簡単にスポっと抜けました。根の張りに多少問題があったようでした。この原因はセルトレイでの育苗から畑に移し替える時期がかなり遅れたことが挙げられます。通常1週間~10日で移動するところ、色々バタバタで1カ月近く経ってから移した様子。これではなかなか根は張れず、結果必要な栄養素も吸収できず、初期生育に悪影響が出たのではないかと。我がいけちゃん農園での作業もこの初期生育には気をつけて作業するよう心掛けています。それだけスタートダッシュは肝心だということですね(^_-)-☆
あと小雨男でもあり、微生物マニアでもある越智さん。今回はBC菌を用いたぼかし肥料を作成中でした。こちらのBCぼかし、かなり手軽でしかも1週間ちょっとでできるとのこと。主に米ぬかやもみ殻を使用してます。個人的にはこのような自家製での肥料作成や菌の培養などは経験がないので、かなり興味深い内容となりました(^^) 越智さんありがとうございました!
次は野菜も果樹もレベルの高いものをいつも作られています丹下さんの圃場へ。雨も益々勢いを増し、傘を差しながらの見学となりました。ますは人参畑へ。ちょうど収穫も始まったところみたいでこちらでもいくつか試し堀り。色鮮やかで、下まで太った見事な寸胴型の人参でございます!
ちなみにこちらの畑、ある理由が元で生育にかなりのバラつきがありました。それらの内容は後編のブログで報告させて頂きます。
そしてミカン畑へ。今年は果樹独特の隔年結果(収量が良い年の翌年は悪くなる。この繰り返し)の影響で、収量はあまり期待できないとのことでした。そして気にされていたのが浮皮。果樹に関しては無知な自分は、この浮皮はあえて剥きやすいように作っているのかと思っていました(>_<) 実際に市販されているミカンもこのようなもの結構多いですし。でもこれもあまりよろしくないようです。それらの原因も掴んでおられる様子。この問題を検証し原因を追究する姿勢は本当勉強になりますね!
と雨の中での現地指導でしたが、今回も実りの多い時間を費やすことができました!午後の机上学習の様子は、また次回のブログでお伝えさせていただきます(^^)v