有機JAS基準で栽培
全て有機栽培基準で栽培していますが、圃場によっては「有機JAS認定圃場」、「有機JAS転換期間中」、「特別栽培」として出荷することになります。
葉は工場、根は仕入れ部門、実は倉庫
葉は植物にとっては生産工場です。
太陽のエネルギーを燃料にして工場が常に100%操業している完全稼働工場A。
一方、同じように太陽のエネルギーを燃料にしても、材料不足、資材不足、はたまた機械の故障やネジや潤滑油欠品でメインの機械が50%の生産しか出来ない。または故障が多くていつも機械が止まっている工場B。
この工場Bの根は仕事をさぼっていて仕入れが十分に出来ないのでは無く、仕入れ先である土が十分な量の原材料や水を供給出来ない状態にあるか、機械部品やメンテナンス用品が欠品した状態が続いていると言うことです。
工場Aの根は生産に必要に原材料の水や窒素、リン、加里の仕入れが順調に続いていますし、機械のメンテナンスも万全でいつも100%操業していることになります。
工場Aの倉庫である実Aには100%の製品が蓄えられているのに対して、工場Bの倉庫の実Bには製品が30~50%しか蓄えられていないという結果になります。これが作物の品質を決めることになります。
有機肥料はハイオク
化成肥料はガソリンのレギュラーです。有機肥料はハイオクなので、太陽エネルギーだけでは100%操業のところ、有機肥料で生産すると110%、120%の生産性をあげることが出来るのです。120%の栄養を蓄えた農産物は「高品質、高栄養価、高酸化力」の評価を得られます。