皆さんこんばんは*\(^o^)/*
愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬にて取り組んでますいけちゃん農園ブログ担当森田です。
台風来てますね…(>_<) 大雨もですが、今回はかなり風が強いみたいで心配の農家さんも多いのではないでしょうか?うちもせっかく終わった太陽熱処理のビニールマルチが剥がれたりしないか心配で心配で。無事何事もないことを祈るばかりです!
今回は前回の続きで徳島海陽町で行われた小祝塾の後編です。色々議題があがった中、今回は堆肥の品定めについてのレポート内容です。
せっかく気合い入れて太陽熱処理をしたにも関わらず、肝心の堆肥を入れなかったことで効果が得られなかった香川の山本さん。その山本さん3つの堆肥サンプルを今回持参して頂いてました。この中の一つでも入れていたら…(笑)
そこでまずは小祝先生始め、大谷さん・丹下さん・山崎さんの知識も経験も豊富な皆さんで品定めタイム。
あひとつひとつ手にとって品定め〜(^-^)
小祝先生は流石のスピードで余裕の笑み(笑)横から上田さんも興味津々です。
最後に参加者全員で品定め。経験の少ない私はなんとなくでしか判断できませんでした。
そして小祝先生からの回答。これは指に水をつけてすり潰していけば分かるそうです。いい堆肥はぬるぬるネバネバしてきます。これは堆肥内のセルロースが糖に変わり起こる現象。これが少ないとまだ繊維が分解せず固いままでセルロースが糖になってきていないとのこと。なるほど匂いもほんわか甘い香りがしています。今回いけちゃんで使った堆肥もやれば良かった!
そして話はまだ分解できてない堆肥をどうやって有効な堆肥にするかのお話。堆肥から変な匂いがしないことが大前提ですが、CN比が高いこの堆肥。これらを分解するのに奪われるのがN=窒素。よって通常より少し多めの窒素を仕込んでおく必要がでてきます。更に太陽熱処理の最中は密封状態なので中は空気がほとんどありません。よってそんな中でも活躍するクロストリジウムという菌も仕込ませる。これでより有効な堆肥に仕上げている。
こういった様々な技術も、持ち合わせてるかそうでないかで作物の出来が大きく変わってきます。いつものメンバーは勿論、現地の皆さんもかなり勉強になったのではないでしょうか!こういった外でのイベントもまたどんどんやっていきたいですよね(^_^)vただ最後にひとつだけ。やっぱでもちょっと遠かったッス(笑)