今月の小祝塾 後編 in 今治

皆さんこんばんわ( ^o^)ノ

愛媛新居浜にてBLOF理論(小祝農法)をベースに、高品質・多収穫の実現を目指すいけちゃん農園の森田です。

すっかり寒くなり、こちら新居浜では夕方5:30には真っ暗・・・。その分早く帰れるようになったのですが、なんせやること満載な我が農園。最近は携帯のライトを光らせて、人参の草抜きをやったりしてます(^_^;)

さて今回は前回ブログの続きのご案内。今治市で行われた小祝塾の後編です~。今治メンバーの丹下さん・越智さんは必ずご自身で資料を作りプレゼンして頂いてます。さてさて今回の内容は・・・

img_0171

丹下さんは主に人参とみかんの発表でした。こちらは今年の月別降水量と日照時間を平年と比較している様子です。これを参考に、今年のみかん栽培で「秋芽」がなぜ出たのかを検証。

丹下さんが現在取り組んでいるのは、みかん樹体内のCN比を高めて栄養成長に戻らないようにすること。その為に土壌のCN比も高くしようとしています。

img_0194

それら取り組みから様々な検証が小祝先生を中心に議論されていきます。C(炭素)の量の変化における葉っぱの伸び方から葉の枚数・茎や節間はどうなるかなど詳細は割愛させて頂きますが、あらゆる方向から吟味されていきました。

img_0180

こちらは越智さんのプレゼン。画像は「甘とう美人」という唐辛子の根の様子。その画像を見て先生がポツリと

「これネコブ病の可能性があるんじゃない?」

顔面蒼白の越智さんをよそに、その原因追及が行われていきました。毎年、太陽熱養生処理をしないといけないと言われても、なかなか行動に移さないことが仇となっているみたいです(ToT)

他にも廃菌床を用いた堆肥作りの注意点や、太陽熱養生処理をより効果的に行う為に酵母菌を・・・などなど今回の多くを学ぶことができました!

img_0197

毎回恒例の持ち込み野菜の栄養分析結果。糖度もさることながら、多くの野菜の硝酸値が低い結果となりました。今年のような悪天候続きの中でも、色んな技術を駆使して野菜を作ることが染み付いてきているメンバーさんに感服しました。自分はまだまだこれからです!

img_0202

 

一番右が今までザンビアで取れていたトウモロコシ。小祝先生の指導のもと、我々の知る普通サイズのトウモロコシが取れるようになり、現地の方も狂喜乱舞しているようです(笑)

img_0201

最後のに小祝先生の近況を。今回はザンビアでの現地指導報告でしたが、流石の小祝グループ。しっかり結果を残しての報告内容でした。個人的なビジョンとしてはこのような取り組みにものすごく興味があるので、行く行くは共に海外でも活躍できるような人材になりたいと思っています。

ソバージュ栽培再び!

皆さんこんばんわ( ^o^)ノ 愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

4月も早いものでもう半分が過ぎ、相変わらず我がいけちゃん農園はバタバタです(笑)先月までは人参の栽培や出荷に追われていましたが、まだ人参のことに集中できたので良かったのですが・・・

これからは毎年恒例のサツマイモの準備、そして去年から栽培を始めて、結果大失敗に終わったミニトマトのソバージュ栽培の季節がやってまいりました!

image

まずは苗の定植から。昨年は色んな品種に取り組みましたが、今年はこのシシリアンルージュのみ!いつもお世話になっている、三浦種苗さんから元気一杯の苗が届きましたよ( ´ ▽ ` )ノ

image

いつも笑顔で現場の盛り上げ役の野口さん。株間150センチをしっかり測りながらの定植作業です。そして先週土曜日に無事完了!しかし…

image

週末に最大風速40メートルを超える驚異的な強風のせいで、せっかくの苗が根元からポッキリ( ;´Д`)テープで補修したり、このように運良く余った元気な苗と交換。手間ではありますが、『苗半作』とも言います。できることはしっかりやらねばです。

image

そして白黒マルチで畝を覆います。去年はこのマルチをしなかったことで、草は生え放題・・・。根元の通気性がすこぶる悪く、また雨の跳ね返りはあるわで生育に悪影響が出てしまったことを教訓に!

 

image

ただご覧のように、畝の中央からマルチを張っています。中央部分はテープで補修。ただ風で簡単に飛んでしまわないか凄く不安です・・・。土を被せてみるのもいいのか?とりあえず、色々また試しながらの作業になりそうです。

また畝間も防草シートで覆いました!これからの季節は特に雑草との闘い!!でもあまり顔を合わせたくないので今年は覆います(笑)

image

アーチを立てるまではこのように苗を固定。もう交換できる苗はありませんので、より確実性のある作業を手間を惜しまず取り組むことが大事ですよね。今回改めて身に染みました(-_-;)

今後アーチを立てる作業になりますが、昨年はそれから収穫までほとんど手間をかけられずにそのまま終わりました。人参同様、こちらも個人的に初の栽培となりますが、情報を色々と共有していきながら頑張りたいと思います!

ただ本来の予定では、今月、来月と時期をずらして定植もする予定でしたが、来月分の苗も届いてしまいました・・・。収穫のことを考えると楽しみな反面、今からかなり憂鬱です(^_^;)

今年最後の?小祝塾 後編プラス番外編!

皆さんこんにちは*\(^o^)/*

愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

今回は前回に引き続き、先日行われた勉強会の午後の様子をざっくりとお伝えさせていただきます!

image

午後の机上学習は、基本午前中に行われた現地指導の詳細を掘り下げながら行われます。まずは『あいさい農園』さんからスタート( ´ ▽ ` )ノ

こちらは毎回キーワードとなるのが鶏糞です。経営的なところから、少し安めの鶏糞を大量に使用している安見さん。ただ今回はさすがに小祝先生も、この鶏糞から安見さんが抜けられないのが分かったようで(笑)それを踏まえた上での指導となりました(^^;;

鶏糞は基本アルカリ体質なので、これを大量に使用すると土壌もアルカリ化してきます。ミネラルなどの肥料は、金属なので、土壌を酸性に傾けないと溶けてくれません。ただ鶏糞に含まれている窒素やアンモニアは水によく溶けるので、どうしても窒素優先の生育となり結果病気の原因にもなります。

なので堆肥から酸を作り出すものを仕込んでおかねばなりません。酸が出来ていれば、アルカリの層に当たったとしても中和することができます。酸の物質が多ければ、苦土や石灰などを溶かしてくれます。CN比の高い堆肥を見つけ、さらに酸性にできるような菌を発酵させる。そして鶏糞と一緒に太陽熱…とまぁ具体的なご指導がありました(^-^)

あとは太陽熱養生処理のメカニズム。なぜ土壌病害が改善されるのか。この話は長くなるので割愛しますが、目からウロコの話でございました!

image

そして質疑応答タイム。様々な質問が飛び交う中、我がいけちゃん農園の今年の人参戦略をいけちゃん自ら説明。それに対してのアドバイスをしっかりいただきました!

やはりいきなりの10トン獲りを狙うには、それに伴う土壌の中に炭水化物をどれだけ仕込めるかがポイント。その炭水化物の貯金はいきなりは作れないようで、毎年少しづつ貯金ではなく『貯炭』していくことになりそうです。とにかく僕自身も目標が明確になり、去年を上回る結果を出していけるのではと自信がつきました(^_^)v

image

最後にこちはら番外編!我らが一柳副会長。なんとJICAのボランティアで何回か今までは短期で東南アジアに行ってはいましたが、今回はなんと2年間の長期で行かれることに!場所は南米パラグアイ!!ご自身のこんにゃく店は奥様に任せて出発されるようです(;゜0゜)奥様もよく同意されましたよね…(笑)とにかく日本とは全く違う環境での活動、身体には気をつけてしっかり現地のお役に立てるよう頑張って頂きたいと思います(`_´)ゞ

Vaya para ello!!いってらっしゃ〜い( ´ ▽ ` )ノ

今年最後?久々小祝塾 IN 松山

皆さんこんばんわ( ^o^)ノ愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

人参の収穫が落ち着きホッとしたのか、ここのところ体調を完全に崩しております(-_-;)そこに花粉症のダブルパンチが・・・。今日もここのところ全く雨が降らないので機械を使用しての灌水作業。体にたっぷり水もかかり、まだまだ回復するには時間がかかりそうです(^^;;

そんなことより先週、久々の勉強会が行われました!場所は松山市。天気も上々!さぁいってみましょ〜う( ´ ▽ ` )ノ

image

まずは『ほのぼの農園』さんにおじゃまさせてもらいました。

こちらは本格的に農業に参戦してまだ1年ほど。しかし広大な農地でいきなり挑戦されている農家さんです。

まずはジャガイモ圃場。しっかり芽も出ていて順調そう。奥の2畝ほどが違う農家さんが栽培されているようで、その生育の違いがすでに現れていたようです(^-^)

image

トンネルを使ってのレタス栽培。現在第2作目とのこと。1作目収穫後、そのまま次の作付けをされたようです。なかなか2作目には四苦八苦されてるみたいでした。

image

そして圧巻のビニールハウス。新設ハウスで自動開閉も可能な優れもの。現在このように太陽熱処理の真っ只中。

ここで小祝先生からの指導が。ビニールの裾を土に入れてないことで、土の中の熱気が漏れてハウス全体が蒸し暑くなっていました。入った瞬間メガネが曇ったりするようではよくないようです。

image

メガネをつけていない田中さん。新設ハウスに興味津々のご様子。

image

次は毎回わざと失敗してもらって、我々に情報提供してくださる『あいさい農園』の安見さんです(笑)まずは赤玉ねぎの圃場からスタート!

image

少し前に葉っぱに病気も出たようです。節間も少し伸びぎみ。聞くと窒素が36キロも…(^^;; 『ミネラル先行窒素後追い』のBLOF理論の鉄則がありますが、少し窒素が多くなったことも原因のひとつかなと感じました。

image

こちらはJAS圃場のニンニク。葉っぱを見て小祝先生は…

image

しっかり育ってはいるが、葉に照りがあまりない。先ほどの玉ねぎも同様の状態に。この照りの原因は硫黄。硫酸マグネシウムのような肥料を入れて、これらの野菜は栽培した方がいいので注意が必要とのことです。確かにウチでも玉ねぎを作っていた時は入れてたな〜。改めて復習できました!

ここで午前の圃場見学は終了。お昼休みの間にコソッと『みかんマイスター』大谷さんの圃場を視察。相変わらずのふかふかな土に驚愕。もっとゆっくり時間をかけて観察したかったところです(^-^)

で、寄り道したことで僕のお弁当が品切れ…仕方なくジャンクフードを食べることとなったのはご愛顧(笑)午後の座学はまた次回にご案内致します(^_^)v

 

小分け出荷は準備がいっぱい!

皆さんこんばんわ( ^o^)ノ

愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬にて取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

明日から本格的に気温も高くなるようで、本格的に春が近づいてきてますね〜。我がいけちゃん農園ではこれから、引き続きニンジンの作業はもちろん、秋のイベントであるサツマイモ掘りの為の準備や、昨年のリベンジに燃えるミニトマトの準備と盛りだくさん!

そんな中、ニンジンの出荷もいよいよ大詰め。明日は新たな取引先さん向けの出荷が開始されます。

image

今までとは違い、今回はこのビニールに入れながらの小分け出荷。指定されたビニールの大きさに、まずはシールを貼る作業から。その数今回だけで720枚!これだけの数のシールを貼るのだけでも結構時間かかりました(^^;;

image

当然重さも計りながらの作業です。これがなかなか大変です!ただ決まった重さにすればいいのではなく、ある程度似たような大きさのニンジンを選ばねばなりません。まだまだ慣れないのでなかなか効率が上がりませ〜ん( ;´Д`) で、完成させたものが…

image

このようにキレイに陳列して頂いて販売されていきます*\(^o^)/*

image

色々ウチの野菜の特徴も分かりやすいようにアピールして頂いて感謝感謝です!

このように少しづつではありますが、いけちゃん農園の野菜たちが外に旅立っていっています。そこにあるたくさんの野菜の中から、ウチの野菜を選んで下さる消費者の方々がいる。その想いを明日からの励みに頑張っていきたいと思います(^_^)v

ずっと相手してやれんでごめんな・・・

皆さんこんばんわ( ^o^)ノ

愛媛新居浜にてBLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬にて取り組んでます、いけちゃん農園の森田です。

冒頭のこの言葉、我が最愛の一人娘に言っている訳ではありません。いや、ずっと寝顔しか見ていないので当然娘にも思ってはいるのですが・・・今回は違います。

その相手はもちろんニンジンに対してです(笑)今年に入り人参の収穫・出荷に大忙し。特に収穫はいつ『とう立ち』するか分からないので時間との戦い。最優先作業として皆で取り掛かっていました。

おかげさまで何とか無事収穫終了!本来ならここでひと息といきたいところですが、今年のいけちゃんにそんな暇はありません(^^;; 続けて昨年末に播種した第二弾ニンジンの作業です。

トンネル栽培でのこの第二弾。少し相手をしてあげなかったことによほど腹を立てたのか、えらいことになってました(T_T)

当然トンネル内は温度が高いので、雑草がわんさかわんさか。これらを処理しなければ当然ニンジンは大きくなりません。そして厄介なのは…

image

はい、湿気で葉がカビにやられてました(T_T) 外との温度差で生じた結露が溜まり、また通気性も悪かったようでこの有様。

昔のCMで『芸能人は歯が命』とかありましたが、我々BLOFerは『葉が命』(笑)これでは高品質な作物は望めません。

image

で、傷みがででいるモノはこのように取り除きます。他の元気なニンジンまで悪影響が出てしまう恐れがありますので、ゴメンな、ゴメンな〜と言いながら1日作業してました(>_<)

やはり旬の季節でない作物を作るのは、相当な技術と経験が必要です。今回まだ収穫まではしてませんが、次へのいい経験値となってます。ただあわよくばこの時期のニンジン作りはこれっきりにしたいところです(笑)

糖度10オーバーの自家製人参ジュース

 皆さんこんばんわ(*^-^*) 愛媛新居浜にて、BLOF理論をベースに、高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

 なんですか!この寒さは!!つい最近まで、暖冬暖冬と言っていたのがウソのようです(>_<)まぁ今までが暖かすぎたってこともありますが、余計に寒さを感じます。ただ人参にとっては、この寒さでまた糖度も上がって収穫時期としてはちょうど良いのかと思います。  現在いけちゃん農園では収穫の真っただ中!収穫・洗浄・乾燥・出荷と毎日終わりの見えない作業が続く中、パートの皆さん含めて本当に協力していただき感謝の気持ちしかありません!そんな皆さんに今日はたまたま事務所にジューサーがあったので、作業中に折れたりした小さな廃棄人参を使ってとれたて人参でジュースを作ってみました~(^^)/  image

 使った人参はこちら。畑でとれた小さすぎるものや、洗浄中でポキッと折れたものなどなど。基本このようなものは廃棄処分にするのですが、これらも精魂込めて作った人参に変わりありません。今回のようにジュースにしたりと使い道はいくらでもあるもの。味が良ければなおのことですね!(自分で言ってるし(笑))

 image

 洗った人参をそのまま投入。人参の甘~い香りが一気に溢れてきます。周りで待つパートの皆さんも待ちきれない様子です。

 そして完成!第一声は皆さん揃って「甘~い!美味し~い!!」後から駆け付けた人は、ただ人参を絞っただけというのが信じられない様子。砂糖なんか入れなくても、この世には十分な甘みを感じるものが沢山あります。それを実感!!自然と笑顔があふれます(*^-^*)

 image

 糖度が気になったので測定。糖度10。納得の数字です!通常市販で売られている人参は糖度5~6とかとも言われています。これがBLOF理論をベースに作ったものの特徴。そしてもうひとつの特徴がこちら。

 image

 硝酸イオンの数値も低く抑えられています。市販のものでは5000オーバーがザラです。BLOF理論だからこそできる野菜。これをしっかり狙って作る技術を更に身につけていきたいと思います。

 image

 最後に残った搾りかすも勿論お持ち帰り。パートの山内さんも嬉しそうに持って帰りました( `ー´)ノまた後日どう調理に使ったか聞いてみたいと思います。

 農家だからできる幸せ。とれたて野菜をその素材で楽しむ。そこに安心・安全は必ず必要です。だから自信を持ってお勧めできるのですね。ただまだまだ周りにはレベルの高い農家の方がいっぱい!そこへのまず土台作りをこれからもしっかりと作っていきたいと思います!

 

 待望のニンジン出荷!!!

 皆さんこんばんは!そして明けましておめでとうございます*\(^o^)/* いけちゃん農園は4日から始動!今年は間違いないなく勝負の1年。私の気合いも年始からMAXですよ〜。

 昨年もお伝えしてますが、いよいよニンジンの出荷が始まりました!!先ほど出荷終了しましたが、大型の出荷に慣れない中、スタッフ総出で頑張りました(^-^)

  image

  image

 出荷が今日だったので、収穫は昨日のうちに行いました。力のある男性陣がニンジンを引っこ抜いて、それを女性陣が葉を落としていきます。量が多いのでどれだけ時間がかかるかも分からなかったのですが、想像以上に時間短縮でき一安心(#^^#)

  また人参のような根菜類の野菜は、その出来栄えが実際抜いてみないと分からないもの。葉の状態などから「これはいい感じかも!」と抜いてみても、形がいびつだったりすることもしばしば・・・。

  ただ今回は形がいいものが多くこちらも一安心!パートの皆さんのテンションも自然と上がり、結果更なる時間短縮に繋がりました!

  image

  収穫後は新兵器のニンジン洗い機をフル活用!洗うローラーの回転方向が逆だったアクシデントもありましたが、神野農機さんの早急なご対応もあり無事終了。そして自然乾燥へ。これで一晩寝かして今日の出荷に備えました。

image

  今日は朝から収穫班と梱包班に分かれて作業。この日の為に作成しておいたニンジン出荷用段ボールにどんどん詰め込んでいきます。こういう細かい作業に女性の力は大きいですね(^_-)-☆

image

  どんどん梱包されて無事終了!まぁ厳密には、途中かなり予想外のことも重なりましたけどね・・・(>_<)最後はいけちゃん社長も動員でなんとか最終便にねじ込みました(笑)    この為のスケジュールの段取りなどをやったこともあり、年明け早々頭も身体もフル回転!しかしまだ始まったばかりで疲れたなんか言ってられません。勝負の1年もこれからです。経験も技術もまだまだ未熟な私ですが、日々コツコツできることをしっかり日々積み重ねていきたいと思います。   今年もいけちゃん農園を宜しくお願い致します!!!

今年最後の小祝塾は、新たな発見が盛りだくさん!

皆さんこんばんわ(^^)/ 愛媛新居浜市にて、BLOF理論をベースに高品質・多収穫の実現を無農薬で取り組んでいます、いけちゃん農園の森田です。

12月というよりも、2015年も残り半分となりましたね!皆さんはどんな1年だったでしょうか?個人的には普段はもちろん、休日も他に趣味がないのか!というくらい農業に携わった1年でした^_^; その割に成長できているのかは疑問ではありますが・・・。

さて昨日は今年最後の小祝塾!場所はおとなり西条市。1年を締めくくるにふさわしい、非常に中身の濃い勉強会となりました( `ー´)ノ

 

image

 

まず初めに伺ったのは小松農園さん。夏はハウスでメロン、露地でも様々な野菜を栽培されている農家さんです。

そこでまず目にしたのは、生育のまばらな大根たち。う~ん、なぜこんなことに・・・。いざ皆で原因探し!

 

image

 

まずは根の状態のチェック!小祝先生のこのショットはご自身の書籍でもお馴染みです(笑)

 

image

 

いつもお茶目な安見さんが手にしているのも大根。今回はしっかり堆肥も入れて、夏場の太陽熱養生処理もしっかり行えていたにも関わらずこのような状態に”(-“”-)”

注目したいのは隣に少し見えている玉ねぎ。こちらはしっかり太い根も張っており、勢いもかなり良さげ。隣り合わせの畝でここまでの差がなぜ・・・?ヒントは太陽熱処理終了後のある作業工程をしたかしなかったか。う~ん、勉強になります(^^)/

他にもブロッコリー畑でも様々な生育のものが見ることができ、午後の講義のいい題材となりました。

 

image

 

次にお邪魔したのは、自社で販売している青汁用ケールの栽培でおなじみのフジワラ化学さんです。

今年のケールも順調そうです!こちらでは小松農園さんと比較すると、チッソ分の多い堆肥を使用してます。そして驚いたのが土がものすごくフカフカだったこと!ケールは1度収穫しても、その後にまた出てくる葉も収穫していきます。このフカフカの状態をいかに持続させるかがポイントのようです。ここでのヒントはハイブリッド!

 

image

 

小雨小僧の影響か、最後のアグリ近藤さんをお伺いした時はポツポツ雨が・・・(>_<)

いつものハウスではなく、今回はちょっとだけ離れた露地の圃場へ。 風邪気味でマスク姿のご主人に代わり、奥さまが丁寧にご案内。

人参圃場では様々な品種を栽培されてました。品種によっては肥料の消費に違いがあるようで、それぞれに合った肥培管理ができるかがポイントとなりそうです。また前作は水田だったこともあり、硝酸態も限りなくゼロに近い状態での人参となるので、その品質には期待できそうです!

いつもそうですが、どの農家さんも普段学ばれていることを、しっかり実践しているのが分かります。まだまだ新米農家の自分にとっては全てが勉強!今回もありがとうございました!!! 午後の講義はまた次回にでも(●^o^●)